電通デジタル、トランスコスモスと業務提携 新会社「電通デジタルドライブ」を設立 高度化するデジタルマーケティングで支援サービス体制を強化 株式会社電通デジタル(本社:東京都港区、代表取締役CEO:榑谷 典洋)とトランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:奥田 昌孝)は業務提携し、企業のデジタルマーケティング支援業務の強化を目的に新会社「株式会社電通デジタルドライブ」を、9月13日に設立。 企業におけるデジタル変革は急速に進んでおり、デジタルマーケティングツールの導入、さらに人工知能(AI)やビックデータの活用など、高い技術力や、豊富な運用力が必要とされています。そのような環境の中、データ、システム、クリエーティブを活用しデジタルマーケティングを実行する専門的な人材の必要性は増しています。企業内におけるデジタルマーケティング領域のノウハウの蓄積や業務の体系化、体制強化などを求めるニーズは増えており、外部からの支援だけでなく自社内におけるオンサイトの業務支援が求められています。 そこで、両社はデジタルマーケティング支援業務のバリューチェーン構築を目的とした業務提携を行うこととしました。電通デジタルの強みである、電通グループ内のマーケティング手法を結集・高度化した“人”基点の統合フレームワーク「People DrivenMarketing」(ピープル・ドリブン・マーケティング)を活用したより高度で精緻なプランニングと施策開発力、トランスコスモスの強みである、デジタルマーケティング運用における業務設計およびオンサイトとニアショア・オフショアセンターを連携させた大規模運用の豊富な実績等、両社の得意分野を融合し、知見・リソースを共有していきます。これにより、戦略から実行まで一貫した体制を強化し、クライアント事業のさらなる成長を支援してまいります。 また、新会社の共同運営を通じて、高度なデジタルマーケティングツールを活用したモデル構築や運用の業務標準化等におけるパターンの開発、AIや認知技術を活用したRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)領域における新規サービス開発にも取り組んでまいります。 <業務提携の内容> ●デジタルマーケティングツールの導入・運用支援業務 ●デジタルマーケティングにおける新規事業の共同開発 ●ECサイト、企業Webサイトの構築・運用業務 ●ソーシャルメディアの制作、アプリケーション開発、運用・監視、調査・分析業務など ●AI、RPA領域のサービスの共同開発 ●上記領域におけるセールス活動および人材リソースの共有 ●新会社の共同運営